就活に当たって、企業研究、企業リサーチは必須です。
企業研究の手順を教えます。
1 業界研究ことはじめ
まずは業界のことを正しく知りましょう。
Webで情報を得ることも可能ですが、出来れば就活用の業界本を手にしてみましょう。
毎年必ず最新版として出ています。内容はあまり刷新されていないこともありますが、最新動向ということで言うと新しいものをチェックしておくのが良いと思います。
そのほかにも
業界地図 (東洋経済新報社)
日経業界地図 (日本経済新聞社)
ひとめでわかる産業図鑑&業界地図 (技術評論社)
などがあります。
図解入門業界研究 最新コンテンツ業界の動向とカラクリがよくわかる本
2 まずは大手から
まずは大手から企業を調べてみてください。企業規模、年間売り上げ、従業員数、事業内容、作品などなど。普通に代表的なスペックを頭に入れておくことも重要です。なんとなく映像業界、エンタメ業界のことが見えてきたらいいと思います。
3 そして、業界300社をリストアップしてみる
その中から、300社ほどを並べてみてください。いわゆる、業界の地図を作ることです。かならず自分自身でやってみること。大手と言われる企業がどのくらいあって、その子会社や下請けがどこにいるのか、資本提携やホールディングスを形成しているのはどこか?
そのことで業界全体や会社やスタジオの関係が分かってきたらだいぶ業界通になってきたということです。
4 一度、全部捨ててみる。そして全然違うアプローチで50社をピックアップ
ここからは本当に自分に合った企業と巡り合うための作業です。
一度、今まで探した企業リストは頭から捨ててください。
そして、今度はマイナビや、リクナビなどの就活サイトなどを使わずに、自分が日頃見ているテレビとか、ウェブサイトとかから探し当ててみてください。
自分が本当にやりたい作品や一緒に仕事したいディレクター、プロデューサー、クリエイターという切り口で企業を探してみてください。
50社を集めるのはすごく大変なはずです。でも何とか自分の好きな50社(50人でもいいです)をピックアップしてみてください。
5 その中からマイ20社を探してみる
そして、最後に自分に合う会社、企業、スタジオ、プロダクション、人物を探してみてください。
これが一番難しいと思います。自分に合っているとはどういうことなのか、
自分みたいな人間を欲しいと思ってくれる、あるいは自分の才能やスキルが発揮できと思えるところです。
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企業のピックアップは自分探しの旅でもあります。
自分の業界マップを作り、自分でいろいろなところに足を運び、最後に何処に長居したいのか、居心地の良さげなところはどこなのかを探すことです。
その「居心地の良さ」が分かってくればもうこっちのものです。。。